5月, 2018 | 浜松市交通事故治療センター - しんせつな鍼灸整骨院・整体院
MENU
ネット予約

5月, 2018 | 浜松市交通事故治療センター - しんせつな鍼灸整骨院・整体院の記事一覧

交通事故のむちうちについて詳しくなろう!

2018.05.25 | Category: 交通事故

交通事故のむちうちについて詳しくなろう!

 

こんにちは、浜松市東区の しんせつな鍼灸整骨院・整体院です。

 

 

今回は交通事故によるむちうちについて、

解剖学・臨床学的な視点からも理解していただくために、

むちうちについての詳しい知識をわかりやすくご紹介したいと思います。

 

 

まず、交通事故によるむちうちには実はいくつかの種類があるんです。

1990年代以降頻繁に使用されている、交通事故のむちうちの分類について説明します。

 

 

① バレー・リュー症候群

 

交通事故の際に、後方からの低速の追突による衝撃では、

頚部の運動が生理的範疇を超えないことも少なくありません。

ですから、交通事故後のむちうち症状は、

交通事故による頚部や頸椎の異常運動というだけでないことが推測されます。

交通事故の衝撃による外傷性の要因によるもの、

さらにそれに交通事故後の心因的要因が主な原因になっているものの2つに分類されています。(添田修一氏による)

外傷性にはさらに解剖学的に5つに分類され、心因性にはストレス因子よりさらに4つに分類されます。

交通事故後のむちうちはこれら9つの要因が様々に関連し、発症されていると考えられます。

 

 

② 外傷性胸郭出口症候群

 

交通事故の外傷(頚部の過度な伸び縮み)により、頚部の根本の胸郭の出口というところで、

筋肉が線維化したり、瘢痕組織というものが形成されることで、

腕の神経の集まるところが圧迫されてしまう、という病態です。

 

 

症状は、

・首から肩の疼痛

・前腕や小指のしびれ

などが一般的で、Tinel徴候というテストで陽性になります。

 

 

③ 脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)

 

今までは、交通事故後ではなく、

腰椎穿刺などの際に髄液が漏出してしまい引き起こされる頭痛のことを指していました。

しかし、最近になって交通事故などの外傷による衝撃でも、引き起こされることがわかってきました。

脊髄の硬膜というところに通常ある髄液が、交通事故による衝撃によって漏れ出し、

それにより頭蓋内圧が低下し、立つときに強い頭痛を生じるのです。

頭痛だけでなく、吐き気や嘔吐、複視、めまいなども起こります。

しかし、交通事故の症状は多彩であるため、これらの症状のみでは、診断の決定はできないのが難点です。

 

 

さて、今までに説明してきたように、

交通事故によるむちうちにはさまざまな原因や症状が関連しあっていることがわかりますね。

 

 

最近は自動車もいろんな交通事故防止の機能がついて進化していますから、

年々交通事故による死亡者は減少しているのが現状です。

しかし、交通事故自体は増加しており、とくにその中でも交通事故後のむち打ちは増加しているんです。

浜松市は交通事故が多い都市だということを皆さんご存知ですか?

(例年交通事故件数のワースト1位を争っているんですよ…)

その中でも速度の低い交通事故にも関わらず、多くの場合むちうちが発症し、

臨床的所見が少なく、症状が遅延することが多いです。

病態が明らかになっていない上に、補償問題も絡んできますから、

私たち施術家としては苦労する疾患でもあるんです。

 

 

交通事故には補償問題がつきものですから、交通事故後の症状には、

心因的要因が少なからず含まれていると考えられています。

補償制度がしっかりしている国では、補償制度があいまいな国に比べて、

交通事故後のむち打ちが慢性化する確率が低いとの報告もあります。

 

 

浜松市東区の しんせつな鍼灸整骨院・整体院では、

交通事故の施術に加えて、補償問題についても詳しくご相談させていただくことができます。

 

弁護士や自動車整備工場とのつながりも深いですから、

交通事故に遭ってしまったら、とりあえず、浜松市東区の当整骨院へお電話でご相談ください。

まずはご来院いただき、みなさまそれぞれに合った交通事故の施術や相談をさせていただきます。

 

交通事故施術は浜松市東区 しんせつな鍼灸整骨院・整体院の交通事故施術で!

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 浜松情報へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ

交通事故によるむちうちの症状

2018.05.14 | Category: 交通事故

こんにちは、浜松市東区の

しんせつな鍼灸整骨院・整体院です。

本日は、交通事故の施術で最も多い、「むちうち」の症状について説明します。

 

交通事故による外傷で最も多いものは、みなさんもご存じのとおり「むち打ち」です。

診断書などには「頚部捻挫」や「頸椎捻挫」などと記載されることが多いでしょう。

 

 

交通事故にあったあと、もしむちうちになっていたら、本日ご紹介するようなものが出現します。

 

それは、①急性期の痛みと②慢性期の痛みに、おおまかには分けられます。

 

まず、むちうちの急性期の痛みについてです。

急性期の疼痛は交通事故の外傷により、神経などが異常に興奮し、痛みとなって現れます。

これは鎮痛剤の内服や、注射によって改善が見込めます。

 

 

慢性期の症状は、症状が交通事故のあと、数カ月以上継続するものをいいます。

よく、交通事故後のむちうちによる苦痛などはすぐに治ると思われがちですが、

当整骨院にいらっしゃるお客さまも含め、

交通事故後数カ月たっても長期的にむちうちによる弊害に悩まされる方が多いのが現状です。

 

 

交通事故後、数カ月たったむちうちの症状には、痛み以外にも以下のような症状が付随することが多いです。

 

① 頚部痛

これは交通事故後、多くの方が経験するでしょう。

実際、交通事故で救急外来に搬送されたお客の約60%以上の患者様が

頚部の痛みを訴えるというデータがあります。

また、交通事故直後だけではなく、

72時間以内に至ってはほぼ100%の確率でこの頚部痛が出現するようです。

さらに、交通事故後のむちうちが慢性化してしまうと、その7割以上の患者様は頸部の痛みが残存しています。

頚部の痛みが慢性化(交通事故後半年以上経過)している患者様の調査では、

交通事故後、むち打ちによる頚部の痛みの継続期間の平均は15.5カ月にも及ぶようです。

 

 

② 頭痛

頭痛は、交通事故後のむち打ちにおいて2番目に多い症状になります。

 

実際にわたしたちが交通事故後の方を施術するにあたっても、頭痛を訴える方はおおいです。

しかし、交通事故後の頭痛は頸部の疼痛などが軽快するとともに、改善していきますのでご安心ください。

 

 

③ めまい

めまいには回転性めまいと浮遊性めまいがあります。

もともとめまいを持病にお持ちの方はご想像がつきますでしょうか。

時には歩くのも困難になるかたもいらっしゃいます。

当整骨院に来られた交通事故後の患者様にも、

来院したはいいものの、施術前にめまいがひどいせいで

ベッドから起き上がれなくなってしまっている方もいらっしゃいました。

 

交通事故後にめまいが出現する方には、疲労や頭痛持ちなどお持ちの方が多く、

もともとの既往疾患なども関連して、交通事故後にめまいがひどくなってしまう方もいらっしゃいます。

 

 

④ しびれ

むちうちは交通事故による頸部の急激な衝撃による異常運動が引き起こしますので、

顔面や頚部、頭部に出現することが多いと言われています。

当整骨院でも交通事故後に体の各部位のしびれを訴える方はいらっしゃいます。

頚部の疼痛などに伴い、上肢に出現する方が多い印象です。

ときには日常生活にも影響を及ぼしますので、たかがしびれとは侮れませんね。

 

 

⑤ 眼症状

交通事故後、3割の方に出現すると言われています。

眼症状とひとくちに言っても、症状は目の痛みや眼振、眼球の運動障害、眼精疲労など様々です。

 

 

⑥ 耳鳴り、難聴

交通事故後の耳鳴りや難聴は交通事故後1週間以内の発症は20%以下と少ないのですが、

交通事故後1カ月以内の発症が半数以上と、ほかの症状が落ち着いてきたころに出現するのが難点です。

 

さらにこれら耳鳴りと難聴が独立していることは少なく、

耳鳴りにはほとんどの場合難聴が伴ってくるようです。

また軽症であっても治癒までに時間を要するのも特徴です。

 

 

⑦ 吐き気、嘔吐

交通事故後の吐き気や嘔吐が現れるほぼすべての患者様に頚部の痛みが伴っているようです。

頚部の施術が肝心になるということです。

 

 

⑧ 腰痛

「むちうちって首の症状じゃないの?」と驚きの方も多いでしょう。

実は交通事故後、むちうちが出現する約半数の患者様に、腰痛の症状も伴っているんです。

さほど強い衝撃ではなかったとしても、腰痛が強く残ってしまう方もいらっしゃいますから、

カウンセリングの際には注意が必要です。

 

首から腰は背骨(脊柱)で1本につながっていますから、

腰痛が強く出てしまうのもうなづけますね。

元々ヘルニアがあったり、仕事柄腰痛持ちの方は、

交通事故後にもともとの腰痛が悪化してしまうことが多いです。

 

 

⑨ 自律神経症状

外傷によるものだけでなく、交通事故による心因性の発症も原因としては考えられます。

いわゆる、自律神経失調症のような症状が多いです。

 

 

⑩ その他

上記に挙げた症状のほかに、交通事故後は眠れなくなったり、集中力が低下したり、疲れやすくなったり…

周りの人からは気づかれにくく、そして理解してもらいにくい症状が現れることもあります。

交通事故後はそれに対する心理的ケアも、私たちには必要とされているのです。

 

 

 

浜松市東区の しんせつな鍼灸整骨院・整体院は、

交通事故後に上記のむちうちの症状に悩まれている方を救済しています。

 

交通事故後のむちうちの施術経験がみなさまの安心につながっていますので、

安心してご来院ください。

 

 

浜松市東区の しんせつな鍼灸整骨院・整体院のむち打ち施術をぜひ受けてみてください。

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 浜松情報へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ